『東洋史研究』既刊目録
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最新巻:第71巻〜
論説 | |
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李 弘喆 | 『史記』注釋學研究序説――譙周『古史考』の性格について―― |
宮崎 聖明 | 吏から官への途――明代「省祭官」攷―― |
新田 元規 | 光緒帝の繼承をめぐる禮解釋 |
岩間 一弘 | ジンギスカン料理と帝國日本――北京から満蒙へ―― |
論説 | |
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毛利 英介 | 『靖康稗史』存疑 |
磯部 淳史 | 清初における皇帝側近集團と内大臣 |
上田 裕之 | 清代乾隆中葉における雲南辦銅の空間的再編 |
論説 | |
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對馬 稔 | 『珍貴の書』における五行説解釋――イル・ハーン朝における中國文化解釋の一側面―― |
馬 彪 | 龍崗秦簡よりみた秦朝地方「禁苑」の「都官」管理組織 |
中島 樂章 | ポルトガル人の東アジア進出と漳州灣密貿易 |
岡本 隆司 | 二つの「中國」――明清時代の翻譯概念と西洋―― |
森 萬佑子 | 中國朝鮮商民水陸貿易章程による中朝關係の變容(一八八二~一八九二年) |
論説 | |
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穆 林 | 清代後期の縣衙門による非正規の課徴――四川省南部縣の「取行應差」を例として―― |
手代木 さづき | 一九四〇年代上海の越劇と女性パトロン |
古松 崇志 | 金國の祭天儀禮――拜天と郊祀をめぐって―― |
鬼丸 武士 | 英領マラヤにおける華人事務局の情報收集活動――一九三〇年代前半の『華人動向月報』の分析を中心に―― |
五十嵐 大介 | マムルークの家族――ワクフ文書の受益者規定から―― |
論説 | |
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徐 璐 | 満洲を生きた在華新聞人――盛京時報社の人々を中心に―― |
佐川 英治 | 軍功と賜爵――秦漢二十等爵制の考察―― |
桃木 至朗 | 大越李朝官爵制度初探 |
岩本 眞利繪 | 大禮の議と勅撰書――『大禮纂要』・『明倫大典』における湛若水評價の違いをめぐって―― |
野田 仁 | 一九一六年前後の中央アジアにおけるムスリム・ネットワーク――新疆への視線―― |
書評 | |
松本 保宣 | 千田豊著『唐代の皇太子制度』 |
論説 | |
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坂川 幸祐 | 草原地帯東部における帯飾板の様相 |
酒井 裕美 | 山田荒治事件(一八八七年)をめぐる朝鮮の戰略的外交――開港期の日朝漁業問題一考―― |
竹元 規人 | 目録學・哲學・史學――顧頡剛の學術志向の轉換と章學誠への評價―― |
阿南 友亮 | 米・臺の機密文書からみる中國内戰へのソ聯の軍事介入――四平街會戰の前後を中心として―― |
論説 | |
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柳 一菲 | 一八〇一年朝鮮・日本に漂着したマカオ船について ――朝鮮に殘された異國人乘員の身元の再檢討―― |
田中 一輝 | 王劭の學問 |
木村 拓 | 朝鮮前期の對日外交における交隣と羈縻――日本國王に對する事例を中心として―― |
久保 茉莉子 | 戰時中國の法學界――日中戰爭期における『法學雜誌』と『中華法學雜誌』の分析を中心に―― |
書評 | |
水羽 信男 | 吉澤誠一郎著『愛國とボイコット――近代中國の地域的文脈と對日關係』 |
論説 | |
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山本 堯 | 楚國政權構造試論――考古資料よりみた政權基盤の變遷―― |
小野 響 | 天可汗の現實と理想――擴大解釋された唐太宗の天可汗―― |
齊藤 茂雄 | 突厥第二可汗國の遺民集團と安史の亂――ウイグルの「援軍」派遣をめぐって―― |
陳 佑眞 | 蘇轍『孟子解』に見るその歴史思想 |
論説 | |
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鷲尾 祐子 | 長沙における居民管理制度の變遷――漢から三國呉までの里―― |
小島 浩之 | 唐前半期の泛階と人事政策 |
太田 出 | 近現代中國とマハン「海權」論 |
二宮 文子 | 英領インドにおける宗教施設運営――サーラール・マスウード廟の事例―― |
論説 | |
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林 怡冰 | 秦三級監造制度考――青銅器銘文を中心に―― |
飯田 祥子 | 五一廣場東漢簡牘にみる後漢中期の人の移動と管理 |
谷井 陽子 | 東部ユーラシアにおけるモンゴル勢力の衰退とその政治的・經濟的背景 |
岡 洋樹 | 北元から清へ――清朝の外藩統治形成の歴史的經緯―― |
書評 | |
齋藤 賢 | 秋山陽一郎著『劉向本戰國策の文獻學的研究――二劉校書研究序説』 |
論説 | |
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土口 史記 | 秦代の御史と監御史 |
下倉 渉 | 供養と宿衞――あるいは外戚當權なる事象が漢代において頻出する要因の一斑について―― |
張 子康 | 河口通事と一九世紀の琉清關係――逗留西洋人宣教師退去の請願運動を中心に―― |
郭 まいか | 中華民國期上海共同租界における政治犯引渡について |
論説 | |
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梅村 尚樹 | 宋代學記の變遷 |
伍 躍 | 順天府檔案に見る寶坻縣の中閒團體と郷保 |
田中 美彩都 | 植民地化前後の朝鮮における儒敎的養子制度をめぐる變化――閔泳翊(一八六〇ー一九一四)の事例を中心に―― |
岩本 佳子 | 「ワクフのレアーヤー」たる遊牧民――オスマン朝における徴税權の複層化とその影響―― |
盬野﨑 信也 | ロシア帝政期南東コーカサスの離婚裁判――2度結婚した後に2度離婚した未婚女性の事例―― |
書評 | |
小武海 櫻子 | 太田出著『關羽と靈異傳説――清朝期のユーラシア世界と帝國版圖』 |
論説 | |
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森部 豊 | 唐朝の羈縻政策に關する一考察――唐前半期の營州都督府隷下「羈縻府州」を事例として―― |
乙坂 智子 | 永樂四年十一月の醴泉湧出――瑞祥發生をめぐる稱賀文書と金籙齋―― |
木村 可奈子 | 日本の琉球侵略後の明の對日警戒 |
土屋 洋 | 重慶國民政府の歴史敎科書 |
論説 | |
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王 蘇 | 「法」思想小考――統一秦の國家理論の一側面―― |
新津 健一郎 | 益州劉二牧政權からみる漢末州牧の地方統治 |
白石 典之 | モンゴル帝國における「燒飯」祭祀 |
古泉 達矢 | 一九二〇年華北大飢饉下の威海衞における救荒政策 |
大沼 巧 | 一九一〇~三〇年の慶尚南道沿海部における漁場整理と「漁民」の動向 |
書評 | |
豐岡 康史 | 岩井茂樹著『朝貢・海禁・互市――近世東アジアの貿易と秩序――』 |
上田 信 | 小濱正子著『一人っ子政策と中國社會』
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論説 | |
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西 眞輝 | 秦漢代における佐史の變遷について |
大川 裕子 | 長江下流低濕地における水生植物利用の變遷史 |
山本 明志 | 「サキャパ時代」から「パクモドゥパ時代」へ――チベット語典籍史料における記述の變遷をめぐって―― |
澤井 一彰 | 16世紀後半のイスタンブルにおける飮酒行爲と「禁酒令」 |
論説 | |
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三津間 弘彦 | 「前四史」夷狄列傳に見える四夷觀念の展開 |
堀内 淳一 | 「漢化政策」來源考 |
新見 まどか | 唐末五代變革期の幽州盧龍軍節度使――沙陀・契丹との關係から―― |
野上 建紀 | 長崎輸出の金襴手古伊萬里の生産と流通について |
論説 | |
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葉 勝 | 清朝前期における江寧の旗・民關係――滿漢合璧『永禁找贖雑差碑』をめぐって―― |
佐藤 達郎 | 王珪之『齊職儀』の編纂をめぐって |
宮澤 知之 | 金代前期の幣制 |
鈴木 開 | 傳石之珩撰『南漢日記』と李道長撰『承政院日記』――丙子の亂關係史料の基礎的檢討―― |
田中 美佳 | 一九一〇年代の朝鮮における新文館の兒童雑誌――日本の兒童文學界と崔南善―― |
書評 | |
キム・ハンバク | 矢木毅著『朝鮮朝刑罰制度の研究』 |
論説 | |
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小堀 愼悟 | 近代的衛生行政體制と「地方自治」のはざま ――世紀轉換期の香港における潔浄局をめぐる議論―― |
佐々木 愛 | 「父子同氣」概念の成立時期について――「中國家族法の原理」再考―― |
田中 有紀 | 聖人はすべてを豫見できるか――江永の天文學における八線表(三角關數表)と西學中源説―― |
多賀 良寬 | 財政史よりみた一九世紀後半における阮朝統治の再檢討 |
書評 | |
多田 守 | 岩本佳子著『帝國と遊牧民――近世オスマン朝の視座より――』 |
新田 元規 | 岩本眞利繪著『明代の專制政治』 |
論説 | |
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齋藤 賢 | 蘇秦列傳の成立 |
尹 敏志 | 淸代徐州における文字獄と禁書再刊――『白耷山人集』を中心に―― |
青木 俊介 | 秦代における縣の守官任職者について――遷陵縣の官吏異動狀況から―― |
根無 新太郎 | 「大兵雲集」下の首都防衞について――日淸戰爭期における督辦軍務處を中心に―― |
書評 | |
宇野 伸浩 | 宮紀子著『モンゴル時代の「知」の東西』 |
論説 | |
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李 弘喆 | 世本錐指――『世本』宋忠注をめぐって―― |
松方 冬子 | 約條と契約――徳川政権の外交とオランダ東インド會社―― |
ティネッロ・マルコ | 一八六〇年代における徳川幕府による琉球の位置付け――幕府がイギリス政府に提出した「返書」と報告書を中心に―― |
澁谷 由里 | 孫文と張作霖――民國再統一に向けての提携を中心に―― |
森川 裕貫 | 蔣介石『中國之命運』の國際的反響 |
書評 | |
隠岐 さや香 | 新居洋子著『イエズス會士と普遍の帝國――在華宣教師による文明の翻譯――』 |
論説 | |
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鄭 淦 | 「遺骸思葬」――『夷堅志』における埋骨の物語―― |
宮本 一夫 | 東周代燕國の東方進出 |
矢島 明希子 | 中國古代の夜について――人間の活動と鬼神の出現―― |
板橋 曉子 | 「周縁」からみた東晉の正統性――前涼における西晉愍帝年號「建興」奉用について―― |
大野 晃嗣 | 明朝と豐臣政權交渉の一齣――明朝兵部發給「劄付」が語るもの―― |
書評 | |
籾山 明 | 永田英正著『漢代史研究』 |
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論説 | |
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瞿 艶丹 | 近代中國における肺結核の問題化 |
阿部 由美子 | 中華民國北京政府期の清室優待條件下における北京旗人社會の一側面――護軍都護副使、古物陳列所所長・治格の經歴をてがかりに―― |
衛藤 安奈 | 五・三〇運動をめぐる天津の動向――國際政治および經濟の觀點から―― |
大澤 肇 | 汪兆銘南京國民政府下における學校教育の展開 |
丸田 孝志 | 毛澤東の物語の成立と展開――日中戦爭期から建國初期―― |
書評 | |
酒井 惠子 | 小濱正子・下倉渉・佐々木愛・高嶋航・江上幸子編『中國ジェンダー史研究入門』 |
中 純夫 | 姜智恩著『朝鮮儒學史の再定位――十七世紀東アジアから考える――』 |
論説 | |
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中村 慎之介 | 高麗前期王師任命と國際情勢 |
渡邉 英幸 | 戦國秦の「邦」と畿内 |
村元 健一 | 北魏洛陽北邙墓群の構成と變遷 |
宮本 亮一 | φρομαλαροとprm’nδ’r――トハーリスターンとソグドにおける在地役人の比較研究―― |
中村 朋美 | ゴロフキン使節團の陸路貿易構想――一九世紀初頭のブフタルマ貿易を中心に―― |
書評 | |
下倉 渉 | 松崎つね子著『睡虎地秦簡と墓葬からみた楚・秦・漢』 |
古結 諒子 | 森萬佑子著『朝鮮外交の近代――宗屬關係から大韓帝國へ――』 |
論説 | |
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辻 正博 | 唐律における流刑の本質――恩赦との關係を中心に―― |
三宅 俊彦 | 10-15世紀東ユーラシアにおける錢貨流通 |
望月 直人 | 境界と匪賊――一九世紀中國・ベトナム間における「越境」と清朝-阮朝關係―― |
廣中 一成 | 日中戦争初期華北における佛教同願會の成立と對日協力 |
書評 | |
丹羽 崇史 | 鈴木舞著『殷代靑銅器の生産體制――靑銅器と銘文の製作からみる工房分業――』 |
大坪 慶之 | 宮古文尋著『清末政治史の再構成――日清戦争から戊戌政變まで――』 |
倉田 明子 | 土肥歩著『華南中國の近代とキリスト教』 |
小堀 愼悟 | 永島剛・市川智生・飯島渉編『衛生と近代――ペスト流行にみる東アジアの統治・醫療・社會――』 |
論説 | |
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宗 周太郎 | 參國伍鄙再考――齊國の改革プラン―― |
目黑 杏子 | 漢の高祖の「斬蛇劍」――その歴史的展開について―― |
渡邉 將智 | 後漢桓帝の親政と宦官の國政關與 |
小尾 孝夫 | 義煕土斷における劉裕の政治的意圖――僑豫州および僑淮南部の實土化をめぐって―― |
新居 洋子 | 「中國古代についてのエセー」(一七七六)讀解――第一部を中心に―― |
論説 | |
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宋 宇航 | 明代天順期の閣臣李賢と内閣政治の變容 |
キム・ハンバク | 清代充軍の「流刑化」と内地軍流犯の過剰問題 |
李 濟滄 | 南朝における貴族制と皇帝權力再考――「二品才堪」と「門地二品」をめぐって―― |
福島 惠 | 唐後期における賜姓ソグド人――涼州武威安氏と賜姓―― |
久保田 和男 | 五代・北宋における都城洛陽の退場――中國都城史の轉換點によせて―― |
書評 | |
石田 徹 | 池内敏著『絶海の碩學――近世日朝外交史研究――』 |
論説 | |
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王 天馳 | 順治朝における旗人の法と刑罰――内閣題本を中心に―― |
楯身 智志 | 前漢諸侯王墓よりみた王國支配の實態――滿城漢墓と中山靖王劉勝―― |
末永 高康 | 前漢廟制論議と『禮記』祭法篇 |
藤野 月子 | 遼・西夏間の外交を巡って――婚姻の側面から見た―― |
書評 | |
塚本 麿充 | 宇佐美文理著『中國藝術理論史研究』 |
水田 正史 | 坂本勉著『イスタンブル交易圏とイラン:世界経済における近代中東の交易ネットワーク』 |
論説 | |
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海老根 量介 | 秦漢の社會と「日書」をとりまく人々 |
赤羽目 匡由 | 『類聚國史』所載の所謂「渤海沿革記事」の史料的性格について |
松浦 茂 | 一六八九年ネルチンスク會議――ロ清兩國の國境交渉―― |
古畑 徹 | 金毓黻『渤海國志長編』の成立過程について |
書評 | |
大川 裕子 | 村松弘一著『中國古代環境史の研究』 |
小川 伸 | 張東翼著『モンゴル帝國期の北東アジア』 |
論説 | |
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山口 正晃 | 將軍から都督へ――都督制に對する誤解―― |
榎本 淳一 | 日中書目比較考察――『隋書』經籍志の書籍情報を巡って―― |
吉澤 誠一郎 | 中華民國初期における大總統就任式典 |
宮原 佳昭 | 袁世凱政權期の學校敎育における「尊孔」と「讀經」 |
書評 | |
鬼丸 武士 | 古泉達矢著『アヘンと香港一八四五-一九四三』 |
岩間 一弘 | 楊韜著『近代中國における知識人・メディア・ナショナリズム――鄒韜奮と生活書店をめぐって――』 |
廖 赤陽 |
陳來幸著『近代中國の總商會制度――繋がる華人の世界――』 |
論説 | |
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水閒 大輔 | 張家山漢簡「奏讞書」と嶽麓書院藏秦簡「爲獄等状四種」の形成過程 |
池田 恭哉 | 甄琛から見る北魏という時代 |
林 美希 | 唐代前期における蕃將の形態と北衙禁軍の推移 |
小野寺 史郎 | 歐洲戰爭と科學振興のジレンマ――中國における第一次世界大戰報道とその思想的影響―― |
書評 | |
松井 嘉德 | 佐藤信彌著『西周期における祭祀儀禮の研究』 |
柿沼 陽平 | 高村武幸著『秦漢簡牘史料研究』 |
森部 豐 | 森安孝夫著『東西ウイグルと中央ユーラシア』 |
高遠 拓兒 | 太田出著『中國近世の罪と罰――犯罪・警察・監獄の社會史――』 |
附祿 | 杉山正明博士著作目祿 |
論説 | |
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田中 一輝 | 代北と中原――北朝の史學と正統觀―― |
中田 美繪 | 唐代中國におけるソグド人の佛敎――「改宗」をめぐって―― |
毛利 英介 | 大定和議期における金・南宋閒の國書について |
伊藤 正彥 | 『丈量保簿』と『歸戶親供册』から――萬曆年間、徽州府休寧縣二七都五圖の事產所有狀況―― |
土肥 歩 | ミッション史料からみる珠江デルタ支流域の地域社會 |
書評 | |
青木 俊介 | 鷹取祐司著『秦漢官文書の基礎的硏究』 |
堀内 淳一 | 川本芳昭著『東アジア古代における諸民族と國家』 |
古松 崇志 | 藤原崇人著『契丹佛敎史の硏究』 |
論説 | |
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小野木 聰 | 唐後半期の地方監察――出使郎官・御史と巡院、憲銜保持者―― |
山本 進 | 朝鮮時代の火器 |
蒲 豊彦 | 義和團事件前夜のキリスト敎會 |
柳谷 あゆみ | ザンギー朝ヌール・アッディーン政權における有力アミールの配置と移動 |
大塚 修 | 『集史』の傳承と受容の歴史――モンゴル史から世界史へ―― |
書評 | |
高橋 博巳 | 夫馬進著『朝鮮燕行使と朝鮮通信使』 |
淺田 進史 | 小池求著『20世紀初頭の清朝とドイツ――多元的國際環境下の雙方向性――』 |
論説 | |
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宮宅 潔 | 秦代遷陵縣志初稿――里耶秦簡より見た秦の占領支配と駐屯軍―― |
杉村 伸二 | 漢代列侯の起源 |
高橋 康浩 | 范陽の盧氏について――盧植・盧毓と漢魏交代期の政治と文化―― |
井上 直樹 | 高句麗遺民と新羅――七世紀後半の東アジア情勢―― |
小沼 孝博 | 中央アジア・オアシスにおける政治權力と隊商交易――清朝征服前後のカシュガリアを事例に―― |
書評 | |
水野 卓 | 小林伸二著『春秋時代の軍事と外交』 |
土田 健次郎 | 田中秀樹著『朱子學の時代――治者の〈主體〉形成の思想――』 |
高嶋 航 | スーザン・マン著(小濱正子、リンダ・グローブ監譯、秋山洋子、板橋曉子、大橋史惠譯『性からよむ中國史――男女隔離・纏足・同性愛――』 |
論説 | |
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保科 季子 | 漢代における經學議論と國家儀禮――釋奠禮の成立に向けて―― |
西村 陽子 | 唐後半期華北諸藩鎮の鐵勒集團――沙陀系王朝成立の背景―― |
松本 保宣 | 五代中原王朝の朝儀における謝恩儀禮について――正衙謝と中謝―― |
中島 樂章 | 胡椒と佛郎機――ポルトガル私貿易商人の東アジア進出―― |
中西 竜也 | 近代中國ムスリムのイスラーム法解釋――非ムスリムとの共生をめぐって―― |
書評 | |
木村 拓 | 荷見守義著『明代遼東と朝鮮』 |
岡 洋樹 | 谷井陽子著『八旗制度の研究』 |
笹川 裕史 | 夏井春喜著『中華民國期江南地主制研究』 |
論説 | |
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伍 躍 | 「在民の役」:『巴縣檔案』に見える鄕約像――前近代中國の國家による社會支配の一側面―― |
小野 達哉 | 清末巴縣鄕村部の徴税請負と訴訟の關係――特に抬墊をめぐって―― |
夫馬 進 | 清末巴縣の「健訟棍徒」何輝山と裁判的調解「憑團理剖」 |
凌 鵬 | 清代巴縣農村の租佃實態――「抗租」「騙租」と「主客關係」― |
谷井 陽子 | 清代中期の重慶商業界とその秩序 |
水越 知 | 清代後期の夫婦間訴訟と離婚――『巴縣檔案(同治)』を中心に―― |
臼井 佐知子 | 訴訟關係文書を通してみた清代社會における女性 |
附録 | |
小野 達哉 | 『巴縣檔案』輪讀會檢討語彙集 |
論説 | |
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會田 大輔 | 北周侍衛考――遊牧官制との關係をめぐって―― |
村井 恭子 | 河西と代北――九世紀前半の唐北邊藩鎭と遊牧兵―― |
藤本 猛 | 直睿思殿と承受官――北宋末の宦官官職―― |
新宮 學 | 首都の地位を奪われた南京――『洪武京城圖志』研究序説―― |
磯貝 眞澄 | 19世紀後半ロシア帝國ヴォルガ・ウラル地域のムスリムの遺産分割爭――オレンブリグ・ムスリム宗務協議會による「裁判」とイスラーム法―― |
書評 | |
野田 仁 | 小沼孝博著『清と中央アジア草原――遊牧民の世界から帝國の邊境へ――』 |
孫 江 | 三谷孝著『現代中國祕密結社研究』 |
論説 | |
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河上 麻由子 | 「職貢圖」とその世界觀 |
八尾 隆生 | 黎朝聖宗の目指したもの――十五世紀大越ヴェトナムの對外政策―― |
矢木 毅 | 朝鮮時代の定配について |
藤波 伸嘉 | ハサン・フェフミ・パシャとオスマン國際法學の形成 |
書評 | |
久保田 和男 | 藤本猛著『風流天子と「君主獨裁制」――北宋徽宗朝政治史の研究――』 |
菊池 一隆 | 奥村哲編『變革期の基層社會――總力戰と中國・日本――』 |
紹介 | |
磯部 淳史 | 河内良弘編著・本田道夫技術協力『滿洲語辭典』 |
論説 | |
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土口 史記 | 里耶秦簡にみる秦代縣下の官制構造 |
戸川 貴行 | 東晉南朝における民閒音樂の導入と尺度の關係について |
德永 洋介 | 北宋時代の盗賊重法 |
岡本 隆司 | モンゴル「獨立」問題と漢語概念――キャフタ協定にいたる交渉を中心に―― |
書評 | |
高柳 信夫 | 武上眞理子著『科學の人・孫文―思想史的考察―』 |
論説 | |
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項 巧鋒 | 淸初科道官の構成と定員――定制への過程―― |
豐島 悠果 | 金朝の外交制度と高麗使節―― 一二〇四年賀正使節行程の復元試案―― |
小野 泰敎 | 孫詒譲「墨子後語」の儒墨論爭觀 |
武上 眞理子 | 漢譯地質學書に見る「西學東漸」――江南製造局刊『地學淺釋』を例として―― |
熊倉 和歌子 | 16世紀ファイユーム縣の水・税・記録錄管理――オスマン朝エジプト統治初期の水利行政に見る統治體制とその展開―― |
書評 | |
阿南 友亮 | 藤谷浩悅著『湖南近代政治史研究』 |
論説 | |
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郭 まいか | 民國期の上海會審公廨における手續と慣例について――民事訴訟事件を例に―― |
盬 卓悟 | 唐宋代の夜市 |
古松 崇志 | 契丹・宋閒の國信使と儀禮 |
早坂 俊廣 | 潘平格生涯と思想 |
書評 | |
松田 利彦 | 小野容照著『朝鮮獨立運動と東アジア―― 一九一〇 ― 一九二五――』 |
糟谷 憲一 | 長田彰文著『世界史の中の近代日韓關係』 |
紹介 | |
杉山 正明 | 石澤良昭著『〈新〉古代カンボジア史硏究』 |
論説 | |
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向井 佑介 | 墓中の神坐――漢魏晉南北朝の墓室内祭祀―― |
舩田 善之 | モンゴル時代の華北地域社會における命令文とその刻石の意義――ダーリタイ家の活動とその投下領における全眞敎の事業―― |
淺井 紀 | 明朝の國家祭祀と佛敎・道敎・諸神 |
石川 禎浩 | 中國共產黨による黨史編纂の歩み央朗 ――一九五〇年代の雜誌『黨史資料』を手がかりに―― |
書評 | |
藤原 敬士 | 村上衞著『海の近代中國史――福建人の活動とイギリス・清朝――』 |
論説 | |
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山下 將司 | 唐の「元和中興」におけるテュルク軍團 |
村上 衞 | 植民地と移民ネットワークの相克――辛亥革命期、廈門における英領北ボルネオ華工募集事業を中心に―― |
岩尾 一史 | 古代チベット帝國の外交と「三國會盟」の成立 |
森山 央朗 | イスファハーンの2篇の「歴史」――ハディース學者が同じような著作を繰り返し編纂した理由―― |
書評 | |
伊東 貴之 | 井上進著『明淸學術變遷史――出版と傳統學術の臨界點――』 |
三浦 國雄 | 中西竜也著『中華と對話するイスラーム――17-19世紀の中國ムスリムの思想的營爲――』 |
木村 幹 | 池内敏著『竹島問題とは何か』 |
古畑 徹 | 井上直樹著『帝國日本と〈満鮮史〉――大陸政策と朝鮮・満州認識――』 |
論説 | |
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岩本 眞利繪 | 管志道『従先維俗議』の政治思想 |
丸橋 充拓 | 中國古代の戰爭と出征儀禮――『禮記』王制と『大唐開元禮』のあいだ―― |
平田 茂樹 | 兩宋閒の政治空閒の變化について――魏了翁『應詔封事』を手がかりとして―― |
月脚 達彦 | 兪吉濬『世界大勢論』における「獨立」と「文明」――内田正雄『輿地誌略』との比較から―― |
書評 | |
高津 孝 | 中砂明徳著『中國近世の福建仁――士大夫と出版人――』 |
千葉 正史 | 小野寺史郎著『國旗・國歌・國慶――ナショナリズムとシンボルの中國近代史――』 |
大野 公賀 | 岩閒一弘著『上海大衆の誕生と變貌――近代新中閒層の消費・動員・イベント――』 |
小名 康之 | Osamu KONDO. The Early Modern Monarchism in Mughal India, with a Bibliographical Survey |
論説 | |
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平松 明日香 | 後漢時代の太后臨朝とその側近勢力 |
工藤 元男 | 具注暦の淵源――「日書」・「視日」・「質日」の閒―― |
江川 式部 | 唐代の改葬儀禮とその制度 |
三木 聰 | 一九五〇年期福建の土地改革と公地・公田 |
書評 | |
Lothar von FALKENHAUSEN | 江村治樹著『春秋戰國時代靑銅貨幣の生成と展開』 |
小林 義廣 | 岡元司著『宋代沿海地域社會史硏究――ネットワークと地域文化――』 |
川越 泰博 | 城地孝著『長城と北京の朝政――明代内閣政治の展開と變容――』 |
陳 來幸 | 李正煕『朝鮮華僑と近代東アジア』 |
論説 | |
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大櫛 敦弘 | 使者の越えた「境界」――秦漢統一國家體制形成の一こま―― |
岡部 毅史 | 六朝建康東宮攷 |
豊岡 康史 | 珠江河口における貿易秩序と海賊問題(一七八〇-一八二〇) |
上田 新也 | ベトナム・フエ近郊の農村社會と親族集團の形成――八~一九世紀タインフォック村の事例―― |
書評 | |
鷲尾 祐子 | 鈴木直美著『中國古代家族史硏究――秦律・漢律にみる家族形態と家族觀――』 |
津田 資久 | 福原啓郎著『魏晉政治社會史硏究』 |
中田 裕子 | 森安孝夫編『ソグドからウイグルへ――シルクロード東部の民族と文化の交流――』 |
井黑 忍 | 高橋文治『モンゴル時代道敎文書の硏究』 |
論説 | |
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佐原 康夫 | 戦國諸子の士論と漢初の社會 |
田口 宏二朗 | 明代河北の農業經濟と大運河――近世中國における畿輔―― |
本野 英一 | 中國商標法(一九二三)施行前後の外國企業商標保護體制――中日・中英商標權侵害紛爭を中心に―― |
鈴木 英明 | ネットワークのなかの港町とそこにおける所謂「バニヤン」商人――一九世紀ザンジバルにおけるカッチー・バティヤー商人の活動―― |
書評 | |
森谷 一樹 | 籾山明・佐藤信編『文獻と遺物の境界――中國出土簡牘史料の生態的硏究――』 |
渡辺 健哉 | 飯山知保著『金元時代の華北社會と科擧制度――もう一つの「士人層」――』 |
櫻井 良樹 | 久保田文次著『孫文・辛亥革命と日本人』 |
論説 | |
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片桐 宏道 | ダライラマ五世の命令文定型化とその影響 |
秋山 徹 | ロシア統治下におけるクルグズ首領層の權威について――遊牧世界とイスラーム世界の間で―― |
盬谷 哲史 | ハンと企業家――ラウザーン荘の成立と終焉1913-1915―― |
眞下 裕之 | ムガル帝國におけるバフシ職について――大バフシ職の運用における人的要因―― |
岩本 佳子 | ルメリのユリュクから征服者の子孫たちへ――オスマン朝における準軍人身分の「遊牧民」の成立と展開 |
学会展望 | |
合田 昌史 | ポスト・モンゴル時代の海洋インテリジェンス――16世紀前半ポルトガルの地図と海事書をめぐって―― |
小澤 實 | モンゴル帝国期以降のヨーロッパとユーラシア世界との交渉 |
紹介 | |
濱本 真実 | A. V. Beliakov, Chingisidy v Rossii XV-XVII vekov: prosopograficheskoe issledovanie(『十五―十七世紀ロシアのチンギス裔―プロソポグラフィー的研究』) |
論説 | |
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石 洋 | 兩漢傭價變遷考證 |
福永 善隆 | 漢代における尚書と内朝 |
鹽沢 裕仁 | 漢魏洛陽城穀水水文考 |
中見 立夫 | バボージャブの軌跡――〝モンゴル獨立〟をめざし挫折した、ある内モンゴル人の實像―― | 齋藤 久美子 | オスマン朝のティマール政策――ビトリス縣へのティマール制導入をめぐって―― |
書評 | |
水間 大輔 | 宮宅潔著『中國古代刑制史の研究』 |
橘堂 晃一 | 小田壽典著『佛説天地八陽神呪經一巻トルコ語譯の研究』 |
論説 | |
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野口 優 | 前漢邊郡都尉府の職掌と邊郡統治制度 |
焦 堃 | 陽明派士人と嘉靖初年の政治――陽明學の政治倫理について―― |
小林 晃 | 南宋孝宗朝における太上皇帝の影響力と皇帝側近政治 |
小松 香織 | オスマン帝國の経濟ナショナリズムに關する一考察 |
書評 | |
朴 永哲 | 夫馬進編『中國訴訟社會史の研究』 |
渡 昌弘 | 車惠媛著『秤の上の牧民官――明代地方官の人事考課と中國社會』 |
黛 秋津 | 尾高晉己著『オスマン外交のヨーロッパ化――片務主義外交から雙務主義外交への轉換――』 |
中村 朋美 | 野田仁著『露清帝國とカザフ=ハン國』 |